タンザニア旅行 サファリツアー 情報まとめ
はじめに
2023年4月28日〜5月8日の間、タンザニアに旅行に行ったので今後行く人の参考になるようにまとめておく。
実際タンザニアに行く前、きちんと情報がまとまってるサイト等が全然なく、数少ないブログやTripAdvisorから情報をかき集め、大丈夫かこれ…と思いながら挑んだので…
サファリは本当に来た価値があったと思ったし、治安も予想より良く最高だったので多くの人がタンザニアを訪れるといいな〜と思う。
かかった費用と持ち物は最後にまとめて記載あり。
旅程
行き:羽田→バンコク→アジスアベバ→キリマンジャロ ※全てエチオピア航空
タンザニアには7泊8日間滞在。
・値段を安くし、トランジットで遊ぶということを念頭に探していたので、こんな感じに。タイで行きも帰りも入国して遊べたのでよかった。
・他の国からタンザニアに来てる人達はドバイ乗り換えで来たと言っていた、おそらくドバイやドーハだと大体の国は一回乗り換えで来れるはず。
・アジスアベバ(エチオピア)は治安が超悪いと聞いて警戒していたが、日中はそこまで感じなかった。
キリマンジャロ→アルーシャ
・キリマンジャロ空港からホテルまでは、泊まったホテルに35$で送迎を頼んだ。(ほぼそれしか選択肢なさそう。)
・空港ではSIMカードが購入できなかった(できるってブログで見た気がしたけどなんだったんだろう…ザンジバルはあるのか?)ので、送迎中に街中の携帯ショップで買った。在住者じゃないと買えないと言われ、送迎のお兄さんに代わりに買ってもらった。30DAYS4.5GBで6$、日本で買っていくよりは遥かに安い。
アルーシャで泊まったホテル
Banana Eco Farm Hostel
https://www.booking.com/Share-Q8E7IG
・空港送迎、サファリツアー手配はもちろん、バナナ農園に併設されたホステルなので無料で農園ツアーやコーヒー体験もさせてくれる。5$で夕飯も食べさせてくれる。
サファリツアーの旅程
1日目:
ホテル(アルーシャ)からンゴロンゴロ国立公園手前のキャンプに移動、他のツアー参加者と合流
ンゴロンゴロ国立公園を経由してセレンゲティ国立公園へ
途中、マサイエリアでマサイ族の集落に入る(+10$)
2日目:
セレンゲティ国立公園をメインに回り、ンゴロンゴロ国立公園内キャンプサイト泊
3日目:ンゴロンゴロ国立公園のクレーターエリアをまわり、ンゴロンゴロ国立公園外のキャンプサイト泊
4日目:マニャラ湖をまわり、3日目と同じキャンプサイト泊
5日目:タランギレ国立公園をまわり、アルーシャへ戻る
・最初にアルーシャで泊まったホテル経由で、事前に5DAYSのサファリツアーを手配した。キャンプ泊だったので950$で必要な全て(入園費、食事、水、キャンプ道具、ガイド)がついてきた。食事は常にシェフが同行してて都度作ってくれるスタイル。だいぶ高い!と思ったけど他のエージェント経由ではもっと払ってる人もいたのでそこそこ適正かも?ロッジ泊のツアーは1,700$で提示されてた。
・ツアー会社側の組み方によって参加者が入れ替わるので、私たちの場合は1〜3日目が計6人のツアー、他はプライベートツアーみたいになった。他のサファリカーも6人がMAXだった。
・一緒だった人たちは4DAYSで、初日にアルーシャ→タランギレ国立公園をまわっており、最終日はンゴロンゴロ国立公園からアルーシャに直行していた。4DAYSが一般的ぽい。
・セレンゲティとンゴロンゴロがメインなので、マニャラ湖やタランギレで何か新しく動物が見れたり、量が増えたりということはない。BIG5(ライオン、ゾウ、サイ、バッファロー、レオパード)もそこで見きれる。私たちはたまたまプライベートツアー的な感じになったので好き勝手できてそれはそれで楽しかったけど、普通なら4DAYSで十分かも。
・ンゴロンゴロ国立公園のクレーターは朝イチに行ったほうがいい。正直、絶景という意味ではクレーターが圧倒的に優勝。BIG5のうちサイだけセレンゲティで見れず、6時出発でクレーター側で見た。車の振動でサイは逃げてしまうので、誰よりも早く入園してチャンスを伺うのがよしとのこと。
サファリツアー会社
事前に調べていたときは3Wondersが良いとか見てたが、会社というよりはガイドさんがどれだけすごいかで全然サファリが楽しめるかが違うと思った。(もちろん会社も大事だし、もし人いっぱいだから別のところ紹介するとか言われたら断るべき)こればっかりは運だけど、私たちは割と良いガイドにあたったっぽい。
ざっと見てた感じ、いいガイドさんの特徴はこんな感じ。
①動物について豊富な知識があり見やすいスポットを知っている、また動物にすぐ気付く
→トランシーバーでガイドさん同士は常に情報共有しているが、動物は基本動き続けているので、行ったらもういない的なことになりそう。足跡とかで行き先や時間帯の推測めっちゃしてた。またガイドさんが運転してることが多いので、特にレアな動物はパッと見つけられるかにかかってる。
②無駄なく効率よく回れる
→国立公園内は超広いので…
③運転スキルがうまい、ぬかるみにハマらない
→雨季だったというのもありぬかるみが多く、はまって数時間ロスってるみたいなの何回か見かけた。無理せず引き返したり、迂回する判断大事。
動物は絶対にいるのであとはいかに動物がいるスポットに行けるか、また見つけられるかにかかってる。ガイドさんに加えて、同乗してる参加者のガチ度具合にも左右されそう。幸い私たちと一緒に乗っていた他4人が割と本気で動物探してたので、ガイドさんが見落としてる動物も途中で気付いて引き返して見る、みたいなことができた。特にレオパードは生息地帯が広大で近くにはいないためガイドさんが見切れず、他の参加者が見つけてくれて超ラッキーだった。
おすすめのガイドさん情報
Avocet Tanzania Safari & Kizumba HouseのWaldonさん
私たちが乗ってた車が先導してライオン探したりしてたので、多分いいガイドなんだったんだと思う。
今見たらTrip Advisor経由で頼むとホテル経由より全然高い…
頼むエージェントによって本当に値段変わるのでこればっかりは安いところ見つけるしかなさそう。
ホテルでカード支払いも選べたが5%手数料かかるので現金で全額支払った。
事前にした準備
・タンザニアビザ申請
・A型肝炎など推奨されている予防接種
→国産ワクチンだと渡航までに複数回接種の必要ある(間あける必要あり)ので注意。
医療情報 | 在タンザニア日本国大使館
・(場合によっては)黄熱病の予防接種
→アフリカ諸国間移動する場合はイエローカード必要。私たちはエチオピアトランジットで出国してないので必要ないのに、タンザニア入国時にイエローカードないの?って一応聞かれたのでまじでないと入れなさそう。
必須のもの&迷ったけど持っていってよかったもの
※一番最後に持ち物リストあり
・サングラス
必須。赤道近くで日光が強いので、サファリカーの中からでも裸眼では見にくい。またルーフトップを開けて走行することが多いので、土とか砂埃の防御にも役にたつ。
・望遠鏡
いうまでもなく必須。
・虫除けスプレー
いうまでもなく必須。一回つけ忘れて外出たら刺されまくったので重要性を再確認。
・水に溶かしてスポドリ作れる粉
1Lのペットボトル毎日もらえるので、溶かして使ってた。過去ウズベキスタンで熱中症になり大変だったので予防のために。めちゃくちゃ効果を感じたわけではないが持ってってよかったかも。
・6Lくらいの紐付きゴミ袋
→タンザニアはプラスチック袋の持ち込みが禁止されており(特にチェックはされない)、つまりどこにいってもゴミ箱がないことが多い。念のため多めに持っていったがサファリカーの中でも大活躍だった。ホステルの部屋にすらゴミ箱がない。
持っていかなかったが、持っていけばよかったもの
・カメラ
持ってなかったけど、せっかくならデジカメでもなんでも買っていけば良かったと後悔。スマホで遠くまで撮りきれないこともあるなと思ったので。
・ウルトラライトダウン
雨季というのもあり山の天気が崩れやすく、急激に気温が下がったり雨降ったりがあるのであると安心。支給された寝袋はあったかくてテント内が寒いみたいなことはなかった。
・キャンプ用ライト
キャンプには電気がないことが多く、テント内も真っ暗なのでスマホのライトを頼りにしてた。たまたまスマホショルダー持ってたのでテントの天井部に括ってライトみたいにできたけど、なかったら不便だったと思う。
・タオル
持っていかなかったので、初日に泊まったホテルのを借りてって使っていた。小さめのタオル持参したほうが乾きもいいし使い勝手が良かったかも。(夜は湿気がすごい&無風なので、分厚いタオルは全然乾かない!)
・顔や体を老けるウェットティッシュ
キャンプサイトはお湯でないどころか水でないが普通に発生する。お湯は本当に出たらラッキーくらいなので、夜シャワー行く気力がない時でも綺麗にできるようあったらよかったかも。
・ドライヤー
まじでどこにもない。持参したほうがよい。
その他Tips
・サファリツアーは常に移動してしまうのと、他のサファリツアーと同じキャンプサイトに泊まることもあるので、自分の荷物が自分の車に積み込まれてるか確認必要。
・マサイ族の村ではマサイ族お手製のお土産の押し売りにあう。ほぼディスカウントできないのと、普通に他のお土産ショップでも買えるので、支援する気持ちで買うならいいと思うがお土産として買うなら街中で良いかと思う。
・タンザニアシリングは結局換金しなかったが、なんとかなった。国立公園内はもちろん、街中のスーパーでもドルで支払いが可能だった。若干ドル用に丸めて高くなってるかも?お釣りはシリングで渡されるみたいなのあったが、チップに使えるしOK。
・チップ文化ある、特にサファリツアーは参加者全員お金渡してた。他の参加者の様子を見つつ価格決めたが、ツアーガイドとシェフにそれぞれ、一人当たり10$ずつ渡した。
・ザンジバル島はめっちゃオススメされた、よりヨーロッパの観光客向けリゾートって感じらしい。調べたら1日2便とかしか出ておらずタイミング合わなかったけど、いけたら一緒に回ったほうがよさそう。お土産とかはそっちの方が確実にありそうだった。
タンザニアで使った費用一覧
航空券 約23万円
空港↔️アルーシャ間移動 70$
サファリ 960$
ホテル(宿泊3日・ご飯) 43$
チップ 約30$
お土産等の購入費 約30$
持っていったものリスト
パスポート
コロナワクチン接種券
その他ワクチン接種券
入国ビザ(紙出力)
クレジットカード
ボールペン
現金(米ドル)
ネックピロー
充電器
下着/服(5日分)
パジャマ
日よけ帽子
ビーチサンダル
レインコート
サングラス
化粧品
コンタクト/眼鏡
歯磨き
メイク落とし
シャンプートリートメント
ボディウォッシュ
薬
日焼け止め
ウェットティッシュ
虫除けスプレー
ポケットティッシュ
洗濯ばさみ
マスク
衣類用洗剤
双眼鏡
バッグクリップ